高齢者のベッド・マットレスの選び方と注意点

2010年09月06日

日本では敷布団が当たり前でしたが、今日ではベッドの普及率が約80%を超え、日本人の大半が快眠を得るためにベッドを選んで使用しているのが現状です。



 高齢者も例外ではなく、ベッドを愛用しています。

 

高齢者
がベッドを選ぶ理由には、寝心地も当然ですが、布団の上げ下ろしがなくなることや、腰に負担をかけずに乗り降りできるところなどの評判 が良いようです。



敷布団からベッドに買い替えるタイミングには、当然買い替えの需要もありますが、新築やリフォームで寝室を和室ではなく洋室で設けたときが多いようです。



 ただ、高齢者ベッド選び方というとまだ基準が曖昧で、少ない情報の中で店員の説明そのままに購入してしまっている方が大半を占めているようです。



高齢者ベッド選び方で注意すべきことは、これまでの寝床環境を大きく変えようとしないことです。



 今までは硬い畳ベッドで寝ていた人に、ふわふわのやわらかいベッドにすることは避けた方が良いでしょう。



また逆も同じです。 何十年も硬い敷布団や畳で寝ていて、突然やわらかいベッドで寝ると体がびっくりしてしまい睡眠のリズムが崩れてしまいます。



そのため、これまでも睡眠環境や習慣を極端に変えることはやめたほうが良いでしょう。



 また、寝返りがしやすいマットレスを選ぶようにしましょう。硬すぎてうっ血しやすいマットレスは問題外ですが、やわらかずぎるマットレスですと高齢者には寝返りするのが大変で、睡眠のリズムが崩れ、睡眠の質の低下につながりますし、睡眠中であるにも関わらず体力を使うことにもなってしまいます。



 高齢者がこれからマットレスを選ぶのであれば、ありきたりではありますが、やわらかすぎず硬すぎないマットレスを選ぶことをおすすめします



忘れてしまいがちですが、マットレスは半年に一回はひっくり返してローテーションするというメンテナンスが必要になりますので、厚みがあまりないもので、かつサイドに取っ手がついているようなローテーションしやすいマットレスを選ぶと良いでしょう。



 最終的には使用する本人が選ぶことにはなりますが、高齢者の方にはシモンズや低反発の入っていないフランスベッドのマットレスがおすすめです。

bederabi at 16:27コメント(40) 
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